あんたのために書いてんじゃないんだからねっ
ショートストーリー&雑文。不定期で『タカッラマ・ラジュル』を連載中。
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やり過ぎ【ss】
「うひゃあ!これがサンプルですか?」
レポーターは本物そっくりの食品サンプルを食かけ、ペペペッと吐き出す真似をした。
「いやあ、どこからどう見ても本物のお寿司でしたよ。すっかり騙されちゃいました」
少々オーバーリアクションではあるが、このくらいやった方が企業側も喜ぶのだ。
「口直しに」とパートのおばさんがペットボトルの水を差し出してくれた。
さらにもう一押しとばかりに、レポーターは軽口を叩く。
「おや?まさか、このペットボトルまでサンプルってことないでしょうね?社長。
……社長?」
「ははは。君が話しかけているのはサンプルだよ」
隣室からサンプルそっくりの、本物の社長が現れた。
エイプリルフール用に考えたネタでしたが、また出遅れちゃいました。
レポーターは本物そっくりの食品サンプルを食かけ、ペペペッと吐き出す真似をした。
「いやあ、どこからどう見ても本物のお寿司でしたよ。すっかり騙されちゃいました」
少々オーバーリアクションではあるが、このくらいやった方が企業側も喜ぶのだ。
「口直しに」とパートのおばさんがペットボトルの水を差し出してくれた。
さらにもう一押しとばかりに、レポーターは軽口を叩く。
「おや?まさか、このペットボトルまでサンプルってことないでしょうね?社長。
……社長?」
「ははは。君が話しかけているのはサンプルだよ」
隣室からサンプルそっくりの、本物の社長が現れた。
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